2017年3月22日水曜日

上五島病院@長崎県 へ

今週いっぱいで、いったん関東を離れます。

医師国家試験に合格した皆様おめでとうございます!連絡頂いた学生さんたち。
4月からは、もう「医師」ですので、甘えた気持ちは捨てて、必死こいて下さい!笑
諸先輩方に追いつけ追い越せの気持ちで頑張って下さいね!

私は、

4月より

genepro


に参加します。

15ヶ月間のprogram(12ヶ月間離島+3ヶ月のオーストラリア留学)


オーストラリアは、広大な土地に2300万人と少ない人口しかいません。

医師が点在して、それぞれの地域で医療を行っています。そのため20年ほど前から、
rural generalistを養成するプログラムが発展していったようです。
その、日本版プログラムです。1期生として参加させて頂きます。

2年ほど前に松前にいたときから

「rural generalist」

という言葉は聞いていました。

そして日本語でいう
「家庭医」「プライマリ・ケア医」「総合診療医」

とも異なる「これだ!」としっくりきたことを思い出します。

いろいろな出会いやタイミングが重なって、今回のこのチャンスを得ることが出来ました。

1. 自分が学生のときから、一度は海外で医療をしてみたいと思っていたことが短期間でも可能であること
2. 今までのキャリア形成、経験が日本を超えても通用するのか、通用しないとしたらどこをさらに勉強していけばいいのか考えることが出来ること
3.このプログラムはあくまでもオーストラリアでのプログラムであるので、日本においてどのような形とすることで、日本の地域医療教育にfitさせることができるのか

こんなことを考えて一年間過ごしてみようと思います。

たかだか、3ヶ月で何がわかる?

とおっしゃる方もたくさんおられますが、ではどれだけの期間あればわかるようになるのでしょうか。そこで、目的意識を持って過ごすことが大切だと思います。
 3ヶ月あればいろいろなことができます。研修医の先生はわかると思いますがいろいろな科をまわったときにどれだけたくさんのことを学びましたか?
 また、異なる文化圏への挑戦

アフリカ、ガボンのときに悔しい思いをした経験を活かして、3ヶ月持て余すことなく吸収してきたいと思います。

 そして、その前の1年間。長崎県中通島での生活、医療の勉強、充実したものにしていきたいと思います。とても楽しそうな同期たちのようですので、切磋琢磨したいです。

 みなさんに、少しずつ報告できるようにしていきます。

引越に追われていますが、頑張ります・・・

2017年3月17日金曜日

フリーランス医終了

 5ヶ月間の非常勤生活が終わりを迎えようとしています。
今までお世話になった方々から、
「やめといた方がいいよ」
「期間限定ならやってもいいんじゃない」

など様々なご意見を頂きながらも、自分と家族で選択した生活。

いろいろ有りましたが、何もない5ヶ月よりはとても刺激的でかつ、とても成長できた5ヶ月かと振り返ります。

 何よりも、自分に後ろ盾がないため、実力・態度を評価される

このことをとてもストレートに感じました。

もともと、医師不足のところに行っているんだから、緩いんじゃないの?

なんてことはありません。

 どこにいたって、同じ「人」を診察しているのですから、今までやってきたことと同様
変わらないことをしないといけません。さらに、自分の慣れていない場所でいかに
いつも通りに近いことができるかと意識しないといけません。
毎日、身が引き締まる思いです。



さて、マスコミを中心として取り上げられる、その「医師不足」とどう対峙していくか?

自分なりの考えで行き着いたのは、内科系に偏らない総合診療の出来る医師を増やす。

  断らないこと

  患者教育をすることで、患者さんにとっても、医療者にとっても適したタイミングで病院受診を勧めていけるようにすること
 
  教育をして仲間を増やすこと

  総合診療というベース(心持ち)を持った上で、
  専門領域の診断や治療が出来ればスペシャル

これらを「楽しい!」と思って出来る仲間作りをすることがまず、地域医療を支えることが出来る方法だと考えています。
 地域でそれが出来るようになれば、将来、都市部でも同じように専門医と総合診療医がうまく共存していけるのではないかと思います。

地域からロールモデルを作ってみたいです。

大切な人からの言葉を忘れずに

  「謙虚にタフに」

具体的な自分の4月からのことは次回

ゲネプロ

2017年3月6日月曜日

西伊豆健育会病院 仲田和正先生を訪問

仲田先生と

期間限定フリーランス医。この生活ももう一ヶ月を切りました。
もっと、時間に余裕を持って、生活ができるかと思いましたが、意外と日々に追われた5ヶ月間でした。
 予定では、今まで気になっていた他施設の病院を見学していくツアーをする予定でしたが、なかなか出来ず。今回は、思い切ってかの有名な

  西伊豆健育会病院


へ行ってきました。

西伊豆健育会病院は、公立病院ではなく、民間病院です(私も最近まで知りませんでした・・・) 80床のベッド数。透析ベッドもある。緊急透析もしてくれる。
整形外科の手術を行っている。近隣の診療所にも医師が週に1回~2回で診療に出ている。

事務は、専従の方がいて長年ご勤務されているため、時代の流れにも先手で対応されている。
 医師は、院長であっても、経営のことは任せておいていい。医療に専念できる環境だと思いました。

 院長の仲田和正先生は、
この著者。トップジャーナルを常に読むことで、整形外科とか内科とか関係なく、田舎でもどこであっても勉強が出来ると実践されている先生です。実際にお会いしてみて、松前病院の元院長である木村眞司先生ととても雰囲気の似ている印象がありました。

 私は、いつもプライマリケアレクチャーシリーズ(PCLS)で先生の顔を拝見しているので、親しみやすかっただけなのかもしれませんが、研修医の先生や学生さんが集まるのもわかる気がしました。

 医局は、いつもPCLSで見える風景でしたが、想像していたよりとてもコンパクト!
医師の距離感がとても近くてびっくりしました。だからこそ、学生も研修医の先生もスタッフの先生に相談しやすい環境があるのかなーとも思いました。

 今回は、西伊豆の「仲田先生」にお会いするだけでなく、目的は、

  「そこに集まる中堅医師」の話を聞く

でした。PCLSの関係で、吉田英人先生、坂本壮先生ともメールでやりとりをしていて、
ほとんど同じ医師年数で、おなじような地域で働く医師の話を聞いてみたい!
と思って、ここぞとばかりに急なお願いをして今回の見学が実りました。
 わたしとしては、この出会いはとても大きな出会いなのではないかと思ったほど
新鮮でした。
 自分と同じような進路を経て、自分と同じように楽しく充実した

「地域医療」の実践

 また、共通の認識に近い
「総合診療」
のイメージ像を持っている。

もっと、時間があったら、お互いのイメージを言語化して、問題点や未来の話などしたかったです。(お酒を飲みながらでも。)

 また写真には写っておられませんが、病院をしっかりと支えておられる先生方がいて、仲田先生や坂本先生が他の病院へ行って講演をしても病院が安定している。個々のバランス、そして病院としてのバランスがいいんでしょう。

共通点は、みんな救急専門医

とても、刺激的な1日でした。自分も日々努力を続けないといけないと改めて感じた1日でした。

一夜明けた海岸からは、富士山ばっちり